お知らせ
【コラム・10月】
みなさんこんにちは。やっとこさ、猛暑日が途絶えましたが、最高気温は30度越えの日がまだ続きそうですね。いかがお過ごしでしょうか?猛暑日が途絶えたあたりから、慢性疾患を持つ動物たちの「一時的な」体調の乱れをよく見かけるようになりました。症状は、咳、嘔吐、下痢、なんとなく食べないが多かった印象です。逆に言えば、何らかの症状を呈していれば、慢性疾患を抱えている可能性があります。気候が良くなりましたので、尿検査、血液検査など簡単な健康診断のためにかかりつけ動物病院へ行きましょう。特に8歳以上のシニアの動物ですね。早期発見でQOLのよい、高齢期を過ごしませんか?
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【重要】 フィラリア予防の「予防期間」と「地球温暖化」とについてのお話
気象庁が公開した平均気温データからすると、昨年の気温上昇に伴い、蚊の飛散期間は確実に伸びています。現在、一般的な動物病院での予防薬の処方は、数十年前におおよそ決められた、フィラリアに感染しうる期間HDU(Heartmorm Development heat Unit) に合わせて、5月~12月までの月1回の合計8回の予防薬処方を受けておられると思います。しかしながら、それでは対応が出来なくなっていると推測しております。当院では、昨年と今年の大阪気象台発表の毎日の枚方市の最高気温、最低気温を記録し、10年前との比較研究を現在行っております。研究結果はこの年末に発表いたします。
当院では一番お勧めしている予防薬は、注射薬「ProHeart 12」。1回の注射で12ヶ月の予防効果を得られます。これなら温暖化で蚊の活動期間が伸びても十分対応出来ますし、
「チュアブル(お肉)タイプ」のお薬8ヶ月分(研究の結果次第では9ヶ月分)より「お安く」なります。詳しい価格などは、ご来院時に掲示させていただいている、ホワイトボードをご覧ください。
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R5年は予防関係の価格改定を行わせて頂きましたが、R6年は予防薬、治療薬、診療・検査など診療の全ての項目で「値上げは一切ございません」。コストカットや業務効率の改善に尽力いたします。
(フード、サプリメント類はメーカーからの値上げ分はご負担下さいますよう、お願い申し上げます)
予防関係をされている飼い主様には、当院独自の特典をご用意いたしております。詳しくは受付でスタッフまで。